伊保東に謎の石碑みたいなのがあるけど何なん?調査してきました!【高砂まにあ調査隊】          
	
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			高砂生まれの高砂育ち。猫好きのAB型男子。
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伊保東、法華山谷川の西岸道路を車で走っていると、小高い場所に石碑?みたいなんがあるんやけど、あれ何なん?
 質問者
質問者
 
というご質問をいただきました…。
 
こんな時は、またまたあいつらにお願いするしかないな…。
 
そうです!『高砂まにあ調査隊』出動です!
 
というわけで、すぐに問題の場所へ急行し、その実体について調査してきました!
 
 
高砂まにあ調査隊も、もうすっかりお馴染みになってきましたよね(!?)ってちがうか…。
 ねこえもん
ねこえもん
 
 

 
その謎の石碑は、国道250号線(明姫幹線)の『竜山大橋西詰』の交差点を南へ150mほど行ったところにあります。
 
ちょうど前回ご紹介した『竜ヶ鼻』の横の道路の反対側を南へ100mのところ。
 
ドラクエに出てくる『ほこら』のように、少し小高い土地の上に祀られているように見えます。
 
 
★『竜ヶ鼻』についての記事はこちら…
 
 

 
もしかして、ここからワープとかできたりして…?
 
なんてバカげたことを考えながら、その謎の石碑に近づいてみました…。
 
何でしょうこれは?
 
石碑の傍らに石柱が立っています…それによると…。
 
 

 
金時井顕彰碑(きんときゆけんしょうひ)!
 
こちらも高砂市ふるさと文化財として、平成26年に登録された、歴史的文化的に価値のある地域の宝物です。
 
金時井顕彰碑
 
金時井は、米田から伊保へ通じる農業用水路で江戸時代(19世紀前半)に金時宗五郎と中村五郎右衛門が手がけた。
 
この石碑は、伊保村の人々が、二人の業績を顕彰して、安政4年(1857年)に建立した。
 
文章は大内基、書は渡部璋(劣斎)。
 
 
そんな歴史がこの石碑には隠されていたんですね…。
 
金時宗五郎と中村五郎右衛門、この二人の業績のおかげで、現在の伊保地区・梅井地区とも以来豊かな水を確保することができたとのことです。
 
 

 
石碑が建てられてから、すでに165年が経過しているため、石碑に書かれている文字などは残念ながら読み取ることができませんでした。
 
それでもこのように後の世まで大切に守られてきたということを思うと、伊保村の危機を救った二人の英雄の業績がいかに大きかったかを知ることができますね。
 
高砂市内には、このような地域の宝として、親しまれ大切にされてきた文化財が数多く残っています。
 
古きを訪ね、新しきを知る。
 
ぜひ一度、金時井顕彰碑にも訪れてみてはいかがでしょうか。
 
※高砂市の他の『ふるさと文化財』について、。興味のある方はこちら(高砂市HP)もぜひご覧ください。
 
 
交通・アクセス
 
■金時井顕彰碑
 
■住所:兵庫県高砂市伊保東2丁目2-8
 
■最寄り駅:山陽電車伊保駅から北へ徒歩約10分
 
■駐車場:なし
 
 
                     
     
	
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