阿弥陀町長尾にある『経政神社』ってどうやって行くん?実際に行ってきました!【高砂まにあ探検隊】
阿弥陀町長尾に『経政神社』という神社があるそうなんやけど、一体どこにあるん?どうやって行ったらいいのかわからーん??
読者さま
…というご相談を『高砂まにあ.com』読者さまよりいただきました。
しょうがない…こんな時はもう、あいつらにお願いするしかないか…。
そうです!『 高砂まにあ探検隊 』の出動(初)です!笑
…というわけで、早速その『経政神社』とやらに向け、いざしゅっぱーつ!!
冒頭からおかしなテンションですみません!笑
懲りずに最後までどうぞお付き合いくださいm(__)m
ねこえもん
まずは我らが『Google(Map)先生』に聞いてみると…確かに『経政神社』でヒット!
ただポツンと阿弥陀の山中にピンが指さされているだけで、番地も出てこない…。笑
『まぁ、地図を頼りにとりあえず行ってみよう!』と、日曜日の早朝に車でお出かけしましょう!
今回は、阿弥陀町にあるため池『惣毛池』に車を駐めさせてもらって、そこから歩いて現地を目指すことに…。
まずは惣毛池沿いの道を北上していきましょう…。
しっかし長閑やなぁ…。
道沿いに東へしばらく進むと、第1看板を発見!
目の前に『株式会社トレジャー』さんがあるので、そこから北の細い路地へと足を進めていきます。
ここからはガチの民家です!笑
『ほんまにここで合ってる??』と心配になりつつも、そのまま勇気を出して進んでいきましょう。笑
すると…第2看板を発見!
看板が見えたら、この道を右へ…ゴールはもうすぐです!笑
少し進むと、急に山裾の舗装もされていない道に…。
さすがに独りだと、ちと心細いなぁ…と思いつつもさらに奥へ奥へと突き進んでいきます。
高くそびえ立つ竹林の中の道を進んで行くと、その先に…。
おぉっ!鳥居やぁ!神社やぁ!
やっとこさ『経政神社』にたどり着いたみたいですー!!
スロープ付きの坂道途中に『光高大明神』が祀られております。
さらに階段を上っていくと、小さめな拝殿があります。
拝殿横には、ちゃんと由緒板も設置されているようですね…。
こちらの神社に祀られているのは、あの 平清盛 の弟、平経盛の嫡子…ということはつまり甥っ子ちゃん!
平経政(たいらのつねまさ)さんです!
青景の笛で知られた敦盛の長兄…経政もまた琵琶の名手だったらしく、『青山という名器を弾くと白竜が現れた!』という伝説もあるそうです!
すんげー!笑
そして皆さまお馴染みの(?)『高砂市ふるさと文化財』にも認定されておりますよ!
平安時代末期の寿永3年(1184)、一の谷の合戦で敗れた、平経盛(清盛の弟)の子、但馬守経正(政)が、この地へ逃れ自刃し、従士が小祠をまつったのが、この神社という。長尾集落のうち、この付近を「但馬守」と呼ぶ由縁である。
一の谷といえば、現在の神戸市須磨区あたり…そこから偶然にもこの地にたどり着いただなんて、歴史のロマンを感じますね。
結局のところ、惣毛池の駐車場から、経政神社まで徒歩10分程度で行けました。
お散歩・ハイキングにもちょうど良い距離かなと思います。
高砂市内には、このような地域の宝として、親しまれ大切にされてきた文化財が数多く残っています。
古きを訪ね、新しきを知る。
ぜひ一度、経政神社に訪れてみてはいかがでしょうか。
※高砂市の他の『ふるさと文化財』について、興味のある方はこちら(高砂市HP)もぜひご覧ください。
★当サイトで取り上げた『ふるさと文化財』についての記事はこちら
スポットの情報
■経政神社
■住所:兵庫県高砂市阿弥陀町長尾
■駐車場:なし
■最寄り駅:じょうとんバス観光ルート『長尾』バス停(土日祝のみ)
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