高砂市文化会館にある謎の物体について調べてみました!          
	
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			高砂生まれの高砂育ち。猫好きのAB型男子。
お祭りやイベントが大好物です。
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高砂市文化会館(文化保健センター)敷地内にそびえ立つ、こちらの謎の物体、皆さん何かご存知でしょうか?
 
六本の高い鉄脚に支えれらえた異人館風のトンガリ屋根の巨大な鉄製タンクは、、、
 
水道の配水塔です。
 
完成したのは、大正12年(1923年)10月25日。
 
高さ26m、貯水槽の直径6.0m、水深8.8m、容量は200tにもなります。
 
高砂市は、昔から豊かな水源の加古川や地下水から飲料水を取水してきていましたが、工場進出に加え、地下水の水質悪化が理由で、本格的な上水道、工業用水の整備を迫られました。
 
大正8年、日本で最初の工業用水事業に着手、翌年には上水道整備をスタートし、新たに浄水場を現在の文化会館がある朝日町1丁目に設けました。
 
高砂市、上水道整備のパイオニアや!
 
高砂、すげえやん!
 
この配水塔は、このころに建設され、近隣の各家庭に給水が始まったのは大正13年1月。
 
高さ26メートルの落差を利用し、高砂町から荒井村(現在の荒井町)遠方まで送水されていたとのことです。
 
 

 
昭和41年に新しい米田水源地が完成と同時に、朝日浄水場は閉鎖、この塔も役目を終えました。
 
しかし、高砂市の水道史のシンボルとして、この配水塔だけは、その姿のまま生誕地のここに残こることになりました。
 
平成15年(2003年)3月には国の有形文化財に指定されました。
 
幼き頃より、何気なく見ていたものにこんな歴史があったとは知りませんでした…。
 
約100年にわたり、高砂市を見守ってきてくれてたんですね。
 
長い間ありがとうございます。
 
そして、これからもよろしくお願い致します。
 
 
                     
     
	
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