梅井のマックスバリュの近くに柵で囲まれた場所があるけどあれ何なん?【高砂まにあ調査隊】
梅井のマックスバリュのとこの交差点に、木の柵で囲まれたような場所があるんやけど…あれ何なん?
質問者
というご質問をいただきました…。
こんな時は、またまたあいつらにお願いするしかないな…。
そうです!『高砂まにあ調査隊』出動です!
というわけで、すぐに問題の場所へ急行し、その実体について調査してきました!
ひさしぶりの『高砂市マニアックスポット』シリーズ!『誰が興味あんねん!』ということも『高砂まにあ.com』はしっかり拾っていきますよー!笑
ねこえもん
その謎の場所は、県道718号線(旧浜国道)の『伊保』交差点を県道391号線沿いに南へ1.3kmほど下ったところ。
ちょうど『イオンタウン高砂』のところの交差点『梅井東』の北側に位置します。
ドラクエのほこら?
ここからワープとかできんじゃね…?
…という、バカげたことを考えながら、その謎の場所に近づいてみました…。
何やら地下室に続く階段みたいなのがありますね…やっぱりワープとかできるんちゃう!?笑
いったい何なんでしょうこれは?
木の柵の傍らに石柱が立っています…それによると…。
梅の井(うめのい)!
こちらは高砂市ふるさと文化財として、令和3年に登録された、歴史的・文化的にも価値のある地域の宝物です。
菅原道真が太宰府の途上で立ち寄り、村人に真水の出る所を教えたところ清水が湧き出たため、梅の井と名づけられたという。
水位が一定であったため『不減不増の水』とも言われた。
井戸枠は昭和56年までここから約3o0m南西の工場用地にあったが、平成31年に現在地に移転されている。
そんな歴史がこの地には隠されていたんですね…。
同じく『梅の井の由来』という石版も付近にありますが、ちょっと難しすぎて読めません…。笑
菅原道真公といえば、曽根天満宮の主神でもあり、現在の『梅井』という地名もこの『梅の井』から由来しているそうです。
現在、梅の井の隣には梅井緑地公園があり、週末などは小さなお子様連れのご家族が遊んでおられます。
そんな何気ない日常の風景の中にも、地域の方々の手で、脈々と受け継がれてきた文化財がしっかりと残っているんですね…。
高砂市内には、このような地域の宝として、親しまれ大切にされてきた文化財が数多く残っています。
古きを訪ね、新しきを知る。
ぜひ一度、梅の井に訪れてみてはいかがでしょうか。
※高砂市の他の『ふるさと文化財』について、興味のある方はこちら(高砂市HP)もぜひご覧ください。
交通・アクセス
■梅の井
■住所:兵庫県高砂市梅井4丁目26付近
■最寄り駅:山陽電車伊保駅から南西へ徒歩約12分
■駐車場:なし
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