曽根町にある旧入江家住宅夏の一般公開!紙衣(かみごろも)の七夕飾りを見に行こう!
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高砂市曽根町にある旧入江家住宅で、夏の一般公開が行われます。
高砂市曽根地区では、七夕飾りを月遅れの8月に行う地区があるということで、当日は『紙衣(かみごろも)』と呼ばれる紙で作った着物を庭先に竹をわたし、ちょうちんや短冊と一緒に飾ります。
地元の小学生が作った『紙衣(かみごろも)』を飾りますので、ぜひ見にきてくださいね!
普段は非公開の旧入江家住宅の中をのぞくことができるチャンスですぞ!
ねこえもん
旧入江家住宅の概要
入江家は江戸時代から製塩業を営み、曽根村の庄屋をつとめました。
当家を代表する人物である樵風(1792-1848)は、家業のかたわら俳諧をたしなみ、この家で多くの文人たちと交流しました。
屋敷地は南北に長く、面積は約1,436平方メートルです。
建物は南側に表門・表屋、中央に主屋・新座敷、北側に蔵が配置され、土塀で囲まれています。
主屋の南には築山式枯山水の庭園が広がります。
江戸時代後期の屋敷構えがよく保存されており、棟札や家相図の史料などから建物の変遷が確認できます。
平成13年(2001)に、高砂市は入江家から土地・建物の寄贈を受け、同14年(2002)に兵庫県指定重要有形文化財に指定されました。
※旧入江家住宅についてのさらに詳しい情報はこちら
旧入江家住宅は、曽根郵便局から東へ70mのところにあります。
最寄り駅の山陽電車曽根駅からは、北へ徒歩15分ほどになります。
付近に駐車場はなく、道幅も狭く車は入りづらくなっているので、お車でお越しの際は曽根天満宮の駐車場に一旦停めて、そこから徒歩で北へ向かうことをおすすめします。
高砂市の曽根地区や北浜地区に伝えられてきた、紙衣の七夕飾りは全国的にも珍しい風習。
紙を着物の形に切って、旧暦の七夕の日に、庭先で竹をわたし、ちょうちんや短冊とともに飾ります。
最近では、紙衣を飾って七夕を迎えるご家庭は少なくなっているようですが、ぜひこの機会に、曽根の伝統行事をご覧になられてみてはいかがでしょうか。
イベントの情報
紙衣の七夕飾りチラシ(PDF)はこちらをクリック!
■旧入江家住宅夏の一般公開 ~紙衣の七夕飾り~
■会場:旧入江家住宅 兵庫県高砂市曽根町493-1
■開催日時:2022年8月7日(日) 10:00~ 16:00 ※雨天決行
※付近に駐車場はありません。(車は曽根天満宮参拝用駐車場へ)
■お問い合わせ:高砂市教育委員会 生涯学習課 文化財係 TEL:079-448-8255