高品質の鋳造技術で幅広い分野に!梅井にある株式会社曽根鋳造所でものづくりの喜びを!

ものづくりの喜びを感じる仕事!
高砂市梅井にある今年で創業73年を迎える歴史ある鋳物を製造する会社
『 曽根鋳造所 (そねちゅうぞうしょ)』さんはご存知でしょうか?
今回は特別に『曽根鋳造所』さんの工場内を見学させて頂きましたので、皆さまに魅惑的な鋳物の世界をご紹介したいと思います。
ダイナミックな迫力ある仕事の中にも、職人の手作業による細やかな技術が…ものづくりにかける熱い想いを感じ取ってきました。
ねこえもん
『曽根鋳造所』さんがあるのは、高砂市梅井、鹿島川沿いを南へ進んでいった工場地帯の中にあります。
近隣には『AGC株式会社』さんや『日本精化株式会社』さんなどの名だたる企業さんがズラリ。
創業は1952年と、今年で73年を迎える歴史ある会社。
元々は高砂市曽根町で創業されたため、創業地が社名となったそうです。
現在の所在地(高砂市梅井)に移転されたのは1973年。
創業以来、舶用ディーゼル部品や射出成形機部品、建設機械部品、ポンプ部品等に用いられる鋳造品の生産を中心に手がけられています。
THE・工場!
工場の中は、どことなくノスタルジックな雰囲気が漂う、エモい空間。
こちらで昼夜交替制で30名弱の方々がお仕事をされているそうです。
鋳造は金属を溶かし、型に流し込んでさまざまな物を造る技術で、その歴史は古く、紀元前の古代文明の頃にはすでに始まっていたんだとか。
日本でも古くから仏像や梵鐘などの製作時に鋳造が技術が盛んに用いられてきたそうです。
江戸時代末期には欧米の技術を導入し、大量生産が可能になったことで明治以降の近代化の先駆けに。
現在も自動車、船舶、産業機械、建設機械などの幅広い分野で鋳造による製品が数多く使用されています。
鋳物製造の工程は、まず図面に基づき木や発泡スチロールで模型を製作し、鋳物用砂で鋳型を造ります。
次に溶かした金属を流し込み、3日ほどかけて冷却します。
型から取り出して表面の余分な砂や不要な突起などを除去し、必要があれば塗装等を施して完成となります。
見学をさせて頂くまでは、クレーンなどを使ったダイナミックな仕事ばかりなのかなと思っていましたが、実際拝見してみると、職人さんによる繊細な作業も結構あるんだなぁと思いました。
鋳造品は、こうして難度の高いさまざまな工程を経て作られていくんですね…まさに熟練社員と若手社員のチームワークの賜物。
完成するまでは『どんなものができあがるのか』わからない部分もあり、緊張すると同時にワクワクする、まさに『ものづくりの喜びを感じる仕事』ではないでしょうか。
株式会社曽根鋳造所さんでは時代の変化に合わせ、新規の業種にも取引を広げ、常に新しい技術に挑戦されています。
これまでは機械部品など、一般の人の目には触れにくいものが多かったのですが、今後は調理器具など、まったく新しい分野にもチャレンジしてみたいと意気込みを語られていました。
そんな『株式会社曽根鋳造所』さんのさらに詳しい情報は、こちらの公式インスタグラムで随時発信されています。
社内スタッフさんの日常がよくわかる、楽しい投稿もたくさんあるので、この機会にフォローしておきましょう。
また、実際の作業風景については、こちらのYoutube動画をぜひご覧くださいね!
溶かした金属の流し込みなど、思わず見入ってしまう大迫力の映像の数々をどうぞお楽しみください!
会社の情報
■株式会社 曽根鋳造所
■住所:兵庫県高砂市梅井5丁目2-6
■会社概要:http://www.sone-foundry.co.jp/publics/index/2
■公式サイト:http://www.sone-foundry.co.jp/
■公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sone_foundry/
※これらの情報は記事作成時のものです。最新の情報は公式サイトやSNSなどをチェックしてくださいね。
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