高砂屈指のパワースポット!一願成就の神様を祀る『鹿嶋神社』へおでかけしてみませんか?
一人一願、心を込めてお詣りすれば、その願いは必ず叶うという…。
昔から『かしまさん』と呼ばれ、身近な神様として多くの参拝者や、登山客で賑わう『 鹿嶋神社 』。
実は『 一願成就 』の神様として有名で、「受験合格」「病気平癒」などの願掛けに、全国各地からも参拝者が訪れるという高砂屈指のパワースポットなんですよ!
今回は、そんな鹿嶋神社の『実は知らなかった…』隠れた魅力について深堀りしていきたいと思います!
実はボク、『かしまさん』へは今回が初めての訪問でして…お盆休みでお客さんが少ない間に、ちょこっとお出かけしてみました!
たくみん
『鹿嶋神社』があるのは、高砂市阿弥陀町地徳(あみだちょうじとく)。
国道2号線の『阿弥陀』の交差点を北に約1Km進み、突き当りにある公園墓地を左手へ、坂道を約600m上って行ったところにありますよ。
まず訪れた方の目に飛び込んでくるのが、高さ26m、幅35mの日本最大級といわれる巨大な大鳥居。
1998年(平成10年)に建立されたこちらの大鳥居は、世にも珍しいチタン製で、その耐久性は、なんと1,500年だというのですから驚きです!
太陽の光をいっぱい受けて光輝く大鳥居に、未来への明るい希望を感じますね…。
車を停めて、こちらの『一願成就』と書かれた赤い鳥居(赤門)から参道を進んで行きます。
参道の両脇には、名物『かしわ餅』などを販売するお店が軒を並べますが、本日はお盆期間ということでどちらもお休みでした…。(残念)
『武運長久(ぶうんちょうきゅう)』『 國威宣揚(こくいせんよう)』と刻まれた石鳥居。
戦場での幸運を祈り、国家の威光を示そうという意味ですから、きっと戦前のものだと思われます…。
さて、ここからが鹿嶋神社の本殿へと続く、参道の入り口…。
鳥居に傾いて寄り添う、大きな杉の木が何とも神秘的な雰囲気を醸し出していますね。
もみじの新緑に囲まれた参道…両脇には苔むした古い燈籠が立ち並びます。
秋にはきっと素晴らしい紅葉も楽しめるのでしょう…。
そして、夏期限定で参拝者の目を楽しませてくれるのが、こちらの色とりどりの『風車』。
参道を吹き抜ける風にクルクルと回る姿は涼しげで、人気の撮影スポットにもなっています。
こちらの『風車』の飾りつけは7年前から始められ、現在では総数546個にもなるそうです!
全て手作り、地域住民の方も参加されて制作されているそうで、『かしまさん』が地元の方からも深く愛されているのがよくわかりますね。
また境内の所々には、ひんやり冷たいミストシャワーも設置されています。
涼しげに回る『風車』と『ミストシャワー』で、ひとときの『涼』を感じてくださいね。
少し先へ進むと左手に手水舎…こちらで手と口を清めましょう。
『心も身体も清らかな状態で…」と、逸る気持ちを落ち着かせて、ゆっくりと水をすくいます。
手水舎を過ぎると、本殿へと続くのぼりの階段が…何とも趣のある雰囲気ですよね。
光の射す方へ何かに導かれる様に、一段一段と、ゆっくりと歩を進めていきます。
階段を上りきると、本殿前の広場に。
まるで暗い闇の世界から、明るい光の世界にパッと抜け出してきたかのような、そんな錯覚に陥りました。
鹿嶋神社は、『一人一願、心を込めてお詣りすれば、その願いは必ず叶う』という『一願成就』で有名。
『受験合格』『病気平癒』などの願掛けに、遠方からの参拝者も絶えません…。
鹿嶋神社には、神殿を願掛けする人の年齢(数え年)分の回数を廻れば願いが叶うという言い伝えがあり、『ご神殿廻り』というお詣りの仕方があります。
こちらの『祈願竹』は、廻る数を間違えない様にするためのもので、一廻り毎に竹を一本、祈願竹箱に戻していきます。
※ご神殿廻りは必ずしも必要というわけではありません。
本殿の周囲には、参拝された方々の強い想いが書かれた絵馬や、千羽鶴もたくさん飾られています。
本殿の真裏には、『摩り(なずり)ダルマ様』もいらっしゃいますので、ぜひ優しく触れてそのご利益を得られることをおススメします。
本殿の手前には、『香炉舎・灯明舎』があり、こちらでお線香とろうそくを奉納するという、お寺にはよくありますが、神社では珍しい慣わしがあります。
これは武将が出陣に臨む際に鹿島神社に詣で、武運長久を祈念するとともに、甲(かぶと)に香を焚きしめて勇ましく出陣したという故事にのっとったものだそうですよ。
また神社参拝の楽しみの一つ、おみくじも種類豊富に置いてありました!
『一願成就』の神様がいる鹿嶋神社のおみくじだけに、お告げの言葉にも特別な力が宿っているかもしれませんね…。笑
本殿前の広場から、緩やかな坂を下っていったところに『祈祷殿』があり、こちらで各種祈祷の受付や、御朱印の記帳なども行われています。
またこちらにも神殿が備えられていますので、本殿にお詣りできない場合は、こちらにお詣りしてもOK。
祈祷殿前にはスロープが整備され、長めの鈴の緒を設置しておりますので、子供さんや車椅子利用の方もお詣りしやすくなっています。
こちらの『車祓殿』の壁にはハート型と瓢箪型の窓が開けられていて、その窓を通した写真撮影ができますよー。
またその年の干支がが描かれた大きな絵馬が設置されていますので、多くの方がその絵馬を背景にして記念撮影をされているそうです。
一願成就。
鹿嶋神社には、自分の願いだけではなく、大切な誰かのことを願う、たくさんの人々の『思いやりの心』が詰まっているように感じました。
一羽一羽心を込めて折り上げた千羽鶴や、想いのこもった絵馬を見ていると、その強く願う人々の想いの深さに心が熱くなる思いがしました。
そんな、底知れないパワーが詰まった鹿嶋神社を訪れてみて、皆さんも『一願成就』を実際に体感されてみてはいかがでしょうか。
お帰りの際には、鹿嶋神社の名物「かしわ餅」もお忘れなく…。
数あるお店の中でも、本殿に一番近い所にあるこちらの『敬神堂』さんには、『かしわ餅』がさらに進化した『おかげ餅』も販売されていますので、ぜひお立ち寄りくださいね。
★敬神堂さんについての記事はこちら
また、鹿島神社の参道では、個性豊かなお店が一同に集う手作りマルシェ『福結び市』も定期的に開催されていますので、そちらの情報もチェックしておきましょう!
★『福結び市』についての記事はこちら
こちらの動画もどうぞ!エエ感じに仕上がってます!
施設の情報
■鹿嶋神社
■住所:兵庫県高砂市阿弥陀町地徳 279番地
■問合せ受付時間:7:30~16:30
■問合せ電話番号:079-447-4676
■駐車場:あり
■公式サイト:http://www.kashimajinja.or.jp/
※これらの情報は記事作成時のものです。最新の情報は公式サイトやSNSなどをチェックしてくださいね。
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