株式会社トーホーの食品スーパー事業からの撤退が決定!高砂市内の既存店舗はどうなる?
神戸市東灘区に本社を置く総合食品卸のトーホーが、『トーホーストア』として兵庫県内で29店舗展開している食品スーパーについて、16店舗を閉鎖、残る13店舗は岐阜県の『バローホールディングス(HD)』子会社3社に譲渡することが発表されました。
これによりトーホーの約60年間続けてきた食品スーパー事業からの撤退が決定…。
高砂市内のトーホーストアは、高砂店と曽根店の2店舗があるのですが、今後いったいどうなっていくのでしょうか…。
老舗食品スーパーの突然の事業譲渡・閉店のニュースでびっくり!個人的にもよく利用していたので、まだ動揺が隠しきれません…。
ねこえもん
【参考】(株式会社トーホーストア)当社の事業譲渡に関するお知らせ
トーホーストアの公式HPにも、『事業譲渡に関するお知らせ』が掲載されていました。
現在展開する食品スーパー事業の一部について、バローホールディングスの100%連結子会社である株式会社八百鮮、株式会社ヤマタ及び中部薬品株式会社に譲渡する契約を締結。
また事業譲渡の対象外となった食品スーパー事業の店舗及び施設については、原則として2025年1月末までを目途に全店舗・施設を閉鎖し、食品スーパー事業を廃止することを決定されました。
業務用食品卸のトーホー(神戸市東灘区)は23日、「トーホーストア」として兵庫県内で現在29店舗を展開する食品スーパーについて、16店舗を2025年1月までに閉店すると発表した。残る13店舗は、岐阜県の「バローホールディングス(HD)」子会社3社に譲渡し、一部はドラッグストアに転換する。トーホーは約60年間続けたスーパー事業から撤退する。
トーホーと同HD側が23日、事業譲渡契約を締結。12月から来年11月にかけて順次、店舗を譲渡する。譲渡額は3億8500万円。
譲渡先の3社は、スーパーの八百鮮(大阪府吹田市)と、スーパー「たこ一」を運営するヤマタ(同)、ドラッグストア「V・ドラッグ」を展開する中部薬品(岐阜県)。ストア事業の社員は同HDかトーホーグループへの転籍を予定している。
トーホーは「事業継続を模索したが、多くの店舗を閉じる結果となり心苦しい思い。雇用を維持するためと理解してほしい」としている。
【引用】(ひょうご経済プラス)トーホーが16店舗閉店、スーパー撤退へ 残る13店は譲渡、一部はドラッグストアに
では、高砂市内で展開する2店舗(高砂店・曽根店)については、今後どうなっていくのでしょうか…。
まずは曽根町にある『トーホーストア 曽根店』ですが、残念ながら閉店となります…。泣
閉店時期の詳細は不明ですが、2025年1月末までの閉鎖となるのは決まっているようですね…。
そして荒井町にある『トーホーストア 高砂店』ですが、こちらは中部薬品(株)への譲渡となるそうで、中部地区を中心に約500店舗を展開するドラッグストア『V・drug(V・ドラッグ)』に生まれ変わります!
関西エリアでは、まだあまり馴染みがないかも知れませんが、業績も店舗数もここ数年でうなぎのぼりのドラッグストアで期待大です。
その他地域の今後については下記の通りに決まっています…。
譲渡する店舗と閉鎖する店舗は次の通り。
【八百鮮に譲渡】魚崎南、垂水駅前、上沢(以上神戸市)
【ヤマタに譲渡】六甲道駅前(神戸市)▽宝塚旭町(宝塚市)
【中部薬品に譲渡】つつじが丘、本多聞、舞子、上高丸(以上神戸市)▽志染駅前、緑が丘(以上三木市)▽大塩(姫路市)▽高砂(高砂市)
【閉鎖】六甲アイランド、阪神大石駅、旗塚、ポーアイ、平野●園、西長田、名谷北落合、滝の茶屋、かりばプラザ、みかたプラザ、竹の台(以上神戸市)▽東二見、大久保駅前、明石小久保(以上明石市)▽BiVi土山(兵庫県播磨町)▽曽根(高砂市)
※●は「ネ」の右に「氏」
【引用】(ひょうご経済プラス)トーホーが16店舗閉店、スーパー撤退へ 残る13店は譲渡、一部はドラッグストアに
すぐお隣りの大塩店(姫路市)も『V・ドラッグ』に生まれ変わるみたいで良かった…。
事業譲渡する店舗は、12月から来年11月にかけて順次譲渡。
閉鎖する店舗は、原則2025年1月末までの閉鎖ということで、もうこの看板を見ることができなくなるのは非常に寂しいですね…。
しかしそれも世の常…新しく生まれ変わるお店に期待しましょう!
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